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後藤純男画伯の生家にて


埼玉県松伏町は日本画家の巨匠、後藤純男の生誕の地。ご本人は今は北海道富良野に美術館を併設したアトリエを移しそちらに移住しているが、松伏町に生家やアトリエなど、主要な建物がある。そしてその生家はお寺であるのだが、その横にある絵の倉庫だった建物をこの度カフェに改装するとのこと。その名を「お休み処 憩(いこい)」と言う。

私は親族の方にいつもお世話になっているので、こけら落としに演奏を!ということに相成った。

今日のステージはこちら。なにやら祭壇か御仏壇かって感じだが、この日はシンセサイザーと鍵盤ハーモニカを使った「ケンハシンセスタイル」によるひとりオーケストラ。弦楽器の1本から打楽器の一音一音まで自分が編曲し演奏し重ねて録音し、そのMyオケをバックに鍵盤ハーモニカでソロをとり、つまり一人でおよそ80人分の仕事をする、超ハイコストパフォーマンスな演目。なんのこと?と思う方はこちらをどうぞ。
【松本真昭 チャルダッシュ】
 折しも台風19号が直撃している真っ最中で(またやってしまったよ雨男)外は風が荒れ狂っていたが、そんな中集まってくれたお客さんはまさに神様!そして喜んでいただいたようで良かった。
 この場所はカフェであるのと同時に、無料で使えるコミュニティスペースでもある。カルチャースクールやミニコンサートにも使えるそうで、お寺横だからと構えずにどんどん利用して欲しいとのことだった。
コンサートも無事終わると、後藤純男さんのご長男の伸也さん(やはり日本画家)が特別に純男さんのアトリエを見せてくれた。大きい絵にも対応した広い床に所狭しと岩絵具や膠(にかわ)が置いてあり、その床を囲む棚にもおびただしい数の岩絵具が陳列されている。

・岩絵具は膠をもどした液で溶く。
・色は混ぜることができない。
・置いた(塗った)色はその度にいちいちきちんと乾かす。純男画伯は、複数の全く違う絵を並べて、ちょっと塗っては乾く間に次の絵に移り、サッと塗ってはまた次の絵に移り、サーっと塗っては移り...といった神業を発揮されるそうだ。
・膠の配合が悪いと乾いた時に割れたり剥がれたりして、苦労が水泡と化す。
・岩絵具には色や鉱物の違いによって様々なランクがある。

例えばこの青の岩絵具は「天然 特上 焼群青」と記されており、そのお値段は......1瓶なんと約100万円!
....などなど、伸也さんからそこで聞いた話は全く絵には疎い私にも目から鱗のことばかり。日本画の奥深さと手間の多さに、ましてや、特大の襖絵などといったらそれはとてつも無いことになるわけで、想像してクラクラと気の遠くなる思いがした。

松伏に隠れた名所の誕生である。
い憩チラシ
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.25 2013 コメント0

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